環境省「日本の重要湿地500」 に選定されました!! - 森は海の恋人

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2016.04.23

環境省「日本の重要湿地500」 に選定されました!!

環境省では、生物多様性の観点から重要度の高い湿地を「日本の重要湿地500」として選定しています。
この度、気仙沼市舞根の湿地が新たに登録されました!
日本の重要湿地

森は海の恋人を応援してくだっている皆さま
皆様のお陰で、当地域に宝が一つ増えました。改めて、心から感謝申し上げます。
東日本大震災以前、この湿地は約40年もの間耕作放棄地となっていました。東日本大震災の影響で地盤沈下し、海水が流入するようになったことで現在は豊かな生態系を醸しております。新生の湿地であるとも言えますが、1940年代の写真を見ると現在の状況によく似ています。昔の姿に戻っただけだとも言えます。
日本では潟の埋め立てを行ってきた歴史があり、ここ舞根地区でも時代の変化とともに広い干潟を埋め立て、農地へ変えてきました。
当法人では、多くの研究者の皆様にもご協力頂き、震災直後よりこの湿地の保護・保全に取り組んで参りました。その取り組み方はとてもシンプルで『見守る』という方法です。一時、農地災害復旧事業(被災した農地に盛土等をして元の形に戻す工事)により埋め立てが懸念されましたが、地権者の方々のご協力のもと、また、農地として利用する予定もないため、農地災害復旧工事はしないことになりました。
その結果、時間の経過とともに干潟の生き物が増え、ハゼなどの魚類も増え、淡水から塩水まで環境の変化に富んだ豊かな湿地へと変化してゆきました。現在では魚の子どもの成育場であり、それらをエサとする野鳥が訪れるサンクチュアリーにもなっています。
東日本大震災後、三陸沿岸部にはこのような場所たくさんありましたが、現在ではほとんど残っていません。
震災は多くを消し去っただけではなく、人の手ではなかなか作ることのできない貴重な宝を残してくれたのです。
引き続きこれらのフィールドを保全し、豊かな自然環境を少しでも多く後世に手渡していけるよう尽力して参ります。
今後とも、NPO法人森は海の恋人をよろしくお願い申し上げます。
理事長 畠山 重篤
スタッフ一同


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