Let's go looking for treasures!
舞根地区 自然環境MAP
Moune Nature Map
舞根地区には、海があり山があり人々の暮らしがあり、それほど広くない地域に様々な自然環境が存在しています。
2011年の東日本大震災では千年に一度と言われる大津波が発生し、舞根の谷は標高15m(目の前の電信柱よりも上)まで海水に飲み込まれました。住宅も自然環境も破壊し尽くされ、土壌には海水が染みこみ、その回復には長い年月を要するだろうと誰もが思いました。
しかし、生態系は驚異的な回復力を示し、わずか数年で緑豊かで生き物があふれる状態になりました。一方で、震災後の災害復旧工事はともすれば自然環境にダメージを与えがちでした。
そこで、NPO法人森は海の恋人と全国の研究者が協力して生物環境調査を実施してきました。調査は2011年5月に始まり、隔月で続けられています。それらのデー夕の蓄積によって環境に配慮した土木工事が可能になりました。
三沿岸で防潮が設置されておらず、自然に配慮した工事が実施されたのはここ舞根地区だけです。
