カワザンショウ - 森は海の恋人

舞根もうね地区 自然環境MAP

Moune Nature Map

カワザンショウ

カワザンショウ科の1種
Assimineidae sp.

舞根のどこで見られるか

塩性湿地のヨシの根本など

震災後の分布や生息の特徴

2019年から始まった河川改修以降、湿地内の塩分が下がるにつれて生息数が一気に増加した。

コラム

大きさ(殻長)が数mmの微小貝。西舞根の塩性湿地には複数種が生息している可能性があるが、カワザンショウ科の巻貝は近縁の種間で外部形態がよく似ており、また遺伝子情報も整理されていないため、種の特定は非常に難しい。少なくとも気仙沼市本吉地区の津谷川河口では、カワザンショウガイ、クリイロカワザンショウ、ヨシダカワザンショウ、ヒラドカワザンショウ、キントンイロカワザンショウの5種が記録されている。写真の個体はカワザンショウガイと推定される。

執筆者:千葉晋(東京農業大学 生物産業学部・教授)

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