我々が最も重視している活動が『人づくり』です。
自然環境に最も大きな影響をもたらすのは、そこに住んでいる人々の生活に他なりません。現代社会において自然に対する意識が気薄化していますが、それは都会でも地方でも同じことが言えます。こうした想いから、森は海の恋人では、多くの人々に自らの体験を通して自然に対してバランスのとれた感覚を養ってもらうためのプログラムを実施しています。
唐桑中学校1年生の皆さんが体験学習にお越し下さいました。
唐桑半島は太平洋に突き出た自然豊かな土地。身近な海にどんな生物がいるかをじっくりと観察しました。
まずは船でイカダまで行き、イカダにぶら下がっているカキを回収。
カキには付着生物がたくさんついていますが、これは海が豊かな証拠。これらを穴が空くほどじっくり観察!
質問の時間は、鋭い質問にお答えするのが大変でした(^^;)
生徒祭学芸の日に行われたエコシンポジウムにお邪魔しました!
北上川支流、中津川のほとりにある下橋中学校は金田一京助の母校でもあり、120年以上の歴史があります。とても熱意のある先生方と生徒さんが互いに刺激し合い、自然環境問題にまじめに取り組んでいらっしゃいました。
先生方は、自然について生徒さんから教えられることの方が多いとか。
講演の後のシンポジウムでは活発に意見が出されました!
森は海の恋人活動が始まった場所に中井小学校の子供達を案内してきました。
大川はもちろん、気仙沼湾、大島、唐桑半島が一望できる場所で、森と海の繋がりについての講義を行いました。
ここは「森は海の恋人」活動が始まった場所。今から21年前のことです。
海と森のつながり、感じてもらえたかな?

岩手県の大追の皆さんが研修のために気仙沼に来てくださいました!
当方の理事長が講師を勤め、森は海の恋人活動の理念や活動状況について1時間ほどお話いたしました。
その後は、皆さんでお昼。気仙沼の秋の味覚でおもてなしです。
大変喜んでいただけたようで、こちらも嬉しかったです。今度は、是非体験学習にもご参加いただければと思います。

森は海の恋人植樹祭が行われている室根町から、室根西小学校のみなさんがお越し下さいました。
大島と唐桑の中間にうかぶイカダへ。このあたりはとても良い漁場でが、それも室根から流れる大川の恵みの賜物なんですよね。
その証拠とも言えるプランクトンを採取!!そして軽く味わってみます!?
感想は・・・「しょっぱい!!」
そうでしょう、そうでしょう(^^)
岩手県一関市室根町で、川の自然観察会を開催しました!!
講師として水生昆虫にお詳しい大熊光治先生をお迎えし、どっぷりと川に親しんできましたよ。
大熊先生から生物の捕り方を教わると、皆思い思いに川へ・・・。
網には、カゲロウやヘビトンボの幼虫、アブラハヤ、ウグイやフナなど、いろんな生物が入っていました(^o^)
天気にも恵まれて本当に楽しい観察会でした。
自然遊びは本当に楽しい!
それにも増して、参加者の方々や地域の方々とのふれあいが何より大切だと感じました。室根地区の方々、ご協力本当にありがとうございました!
京都大学から、ポケットゼミとして白山義久教授と、医学部、法学部の学生さんがお越しになりました。
京都大学フィールド科学教育研究センターでは、森から海までの生態系のつながりと人間とのかかわりを探る学問である森里海連環学を推進しています。
今年もお越し下さったこのポケットゼミは、「点」の研究だけでなく、つながりに重きを置いた教育を行うために、として同センター長の白山義久教授が中心となり、毎年行っているものです。
今年は、気仙沼湾に注ぐ大川の上流地域で、室根町第12区自治会長の三浦さんにご指導いただき、全てのつながりへ敬意を表して広葉樹を植樹しました。
今年で8年目となる、恒例の川遊び。
秋田市立太平小学校のワラシ達と、八田川の支流で、思いっきり遊んできました。
太平のワラシ達は今年も元気でした。前回は増水で川に入れなかったので、ヨカッタヨカッタ。
来年も元気に川遊びしたいですね。

岩手県の盛岡市から、下橋中学校2年生の皆さんがお越し下さいました。
この日は夏日となり、海での活動日和!
ホタテの養殖体験や、木造船の櫨こぎ、理事長による講義など、盛りだくさんの内容をこなしてもらいました。
みんな楽しそうにしてくれていたのが印象的でした。
交流会で披露していただいた名物の大根踊り、素晴らしかったですよ!
自然観察のプロフェッサー、薄葉重氏をお迎えし、気仙沼市唐桑町で「里海・里山 自然観察会」を行いました!
晴天に恵まれ、自然観察には最高のお天気。
近くの森や沢で身近な自然をじっくり観察。普段見過ごしがちな風景の中にも、驚きが隠れていました。