我々が最も重視している活動が『人づくり』です。
自然環境に最も大きな影響をもたらすのは、そこに住んでいる人々の生活に他なりません。現代社会において自然に対する意識が気薄化していますが、それは都会でも地方でも同じことが言えます。こうした想いから、森は海の恋人では、多くの人々に自らの体験を通して自然に対してバランスのとれた感覚を養ってもらうためのプログラムを実施しています。
気仙沼市唐桑町の3つの小学校である唐桑小学校、中井小学校、小原木小学校のみなさんが体験学習に来てくださいました。
湿地の生物調査を通じて、震災後形成された場所にどんな生き物がいるのかを観察します。
地元の子供たちだけあって、とても熱心!!時折、長靴に入る水を気にもせずに一生懸命取り組んでくれました。
浜で遊ぶことが少なくなった子供たちではありますが、まだまだ生き物に対する興味は薄れていないようです。
地域の環境教育・体験学習の促進を目指し、体験学習事業に従事する人材を育成する事業を開始いたしました!
アウトドア技術の基本から、プログラムの作成までを全9回の講習を通じて習得していくプログラムです。第1回は火起こしからスタート。知っているようで知らないポイントなども伝えられたらと考えています。

松岩小学校5年生のみなさんに、森と海の繋がりについてお話させていただきました。一生懸命聞き入る子供たちの様子、写真こそありませんが、とても熱心でした。
2012年10月、森海子どもスクール「秋合宿」を全労済地域貢献助成を受けて開催いたしました。
会場は事務局のある気仙沼市唐桑町舞根。サマースクールと同じ会場ですが、季節が変わってまた違った海の魅力を再発見することができました。
イカダでも生き物観察では食物連鎖という命の繋がりを学びました。またツリークライミングによる樹上からの植物観察を行い、違った視点から自然を見つめることができました。
コスモ石油エコカード基金の助成を受け、2012年7月25日から『森は海の恋人子どもサマースクール』を開催いたしました。
1回と2回は里海体験、3回目は里山体験として、合計約40名の元気な子ども達が参加。夏の自然を思いっきり堪能しました。
●対象:小学校4年生から中学校3年生まで
●日程:
第1回>>>里海体験 7月25日~27日
第2回>>>里海体験 7月28日~30日
第3回>>>里山体験 8月6日~8日

みんな久しぶりの海だったのではないでしょうか。綺麗になった九九鳴き浜での浜遊びにも気合が入ります。今回はEボート体験も行いました!

里山体験もキャンプ地周辺の沢で大はしゃぎ!天候に悩まされましたが、皆で時間の過ごし方を工夫して楽しいキャンプにすることができました。


中井小学5年生の皆さんと、海辺の生き物調査を実施しました。
場所は西舞根地区の海辺(宮城県気仙沼市唐桑町)。ここは震災前まで防潮林でした。
地盤が約70㎝ほど沈み、今では磯というか干潟というか。。干満にさらされ、海の生き物の宝庫となっております。今回は、直径1mmのアサリもおりました!!
皆が頑張ってくれたおかげで、とても貴重な資料ができました。ありがとうございました!

コスモ石油エコカード基金の助成を受け、2012年7月25日から『森は海の恋人子どもサマースクール』を開催いたしました!

1回と2回は里海体験、3回目は里山体験として、合計約40名の元気な子ども達が参加。夏の自然を思いっきり堪能しました!

サマースクールの様子はブログ『周回軌道』でお伝えしていますので、こちらもご覧ください。
震災で地盤沈下したため、もともと陸地だった場所が満潮で海に浸るようになりました。
西舞根地区(宮城県気仙沼市唐桑町)では、新たに出現した湿地・干潟を活用したまちづくりを進めております。震災後に生まれた湿地はどうなっているのか、、、と、いうことで、唐桑小学校の40名の皆さんと共に生物調査をしました!定点でのコドラート調査。調査ポイントを決めてコドラート(20㎝四方の金属枠)を沈め、その中の土壌を専用のシャベルで掘り出します。掘り出した土を、網目の大きさが異なる“ふるい”(4段重ね!)に入れて洗います。網目より大きな物だけが残り、その中から生き物を見つけ出します!すると・・・・ウミニナ、アサリの稚貝、タマキビ、ゴカイ、イシダタミなどなど、生き物に溢れておりました!!

「循環」をテーマに、自然のつながりについて、写真を交えながらお話させて頂きました。生徒さんからは鋭い質問が多く、ハラハラしてしまいました。。

8月9日~11日にかけて、森は海の恋人里山リバーキャンプを開催しました!
セーブザチルドレンからの支援、またアウトドアメーカーのmontbellからテントの提供を受けることができ、20名の子どもたちと共に暑い夏を楽しみました!
